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ことば

「結婚」に関する名言を集めました。

  • 結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。

    ~サミュエル・ジョンソン

  • 人類は太古の昔から、帰りが遅いと心配してくれる人を必要としている。

    ~マーガレット・ミード

  • 妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。やさしい心で理解されることを望んでいる。

    ~瀬戸内寂聴

  • 結婚に必要なものは、コミュニケーション。そして一人になれる場所があること。

    ~ベティ・デイヴィス

  • いっしょに何かを「する」必要なんか少しも感じないで、しかもいっしょに「いる」ということ。これこそが結婚の本質である。

    ~シュワルツ

  • 悪い夫を手に入れる女性は、たいがい結婚を急ぎ過ぎた人です。よい夫を得られるなら、いくら結婚が遅れても、遅すぎることはありません。

    ~デフォー

  • 結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。

    ~武者小路実篤

  • 夫婦とは二つの半分になるのではなく、一つの全体になることだ。

    ~ゴッホ

  • 愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ。

    ~スタンダール

  • 美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど、早く紛争を起こして失敗するものはない。結婚には、一定して変ることのないしっかりとした土台と、堅実にして慎重な行動が必要である。沸き立つような歓喜は、何の役にも立たない。

    ~モンテーニュ

  • 結婚生活は長い会話である。

    ~ニーチェ

  • 男性が持っている最良の財産、あるいは最悪の財産、それはいずれにせよ自分の妻ということになる。

    ~トーマス・フラー

  • 結婚を成功させるには、何回も恋に落ちなきゃ。それもいつも同じ人にね。

    ~ミニヨン・マクローリン

  • 夫を持ったり、子どもを持ったりするたびに、人間の心の眼は開けてゆくものだよ。

    ~川端康成

  • 四十歳を過ぎると、男は自分の習慣と結婚してしまう。

    ~ジョージ・メレディス

  • 男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。
    女は結婚するとき、男が変わることを望む。
    お互いに失望することは不可避だ。

    ~アインシュタイン

  • 運命のひとは必ずあらわれる。
    ただ彼は今頃アフリカあたりにいて、しかも徒歩でこっちに向っているにちがいないわ。

    ~オプラ・ウィンフリー

  • 幸福な結婚とは、婚約してから死ぬまで全く退屈しない長い会話のようなものである。

    ~アンドレ・モーロア

  • 結婚前には両眼を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。

    ~トーマス・フラー

  • とにもかくにも結婚せよ。
    もし君が良い妻を得るならば、君は常に幸福になるだろう。
    もし君が悪い妻を持つならば哲学者となるだろう。
    そしてそれは誰にとってもよいことなのだ。

    ~ソクラテス

  • 結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
    今考えると、あのとき食べておけばよかった。

    ~アーサー・ゴッドフリー

  • 二人の結婚は美しかった。
    なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。
    二人の離婚もまた美しかった。
    なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。

    ~川端康成

  • その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心をつくすことを誓いますか。

    ~教会の結婚式での誓いの言葉

  • 全ての夫婦は新しくなければならぬ。
    新しい夫婦は美しくなければならぬ。
    新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。

    ~夏目漱石

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  • 「なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するんだろう?」
    「賢い男は美人と結婚しないからさ」

    ~モーム

  • 自分しか知らない顔や彼にしか見せない顔ってあるでしょ? 家族や友達だけに見せる自分だったり、自分がまだ知らない自分とか。でも、彼だけしか知らない自分っていうのはあってほしいよね。それがきっと支えになるだろうから。

    ~浜崎あゆみ

  • 人間は成人をすぎて結婚すべきだ。というのは、それより若くとも、また年取っていても考えすぎるからだ。

    ~ジェフリー・チョーサー

  • 結婚するやつは馬鹿だ。しないやつはもっと馬鹿だ。

    ~バーナード・ショー

  • 結婚について神の定められた法律はただ一ヶ条ある。いわく、愛!

    ~石川啄木

  • ときどき嫉妬をしない結婚生活なんてひどく味気ないわ。
    でも、嫉妬はステーキにかける塩のようなもの。
    ほんのちょっと必要なだけ。

    ~マリリン・モンロー

  • 幸福な結婚というのは、いつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。

    ~大庭みな子

  • 男子は結婚によって女子の賢を知り、女子は結婚によって男子の愚を知る。

    ~長谷川如是閑

  • 理想の夫、理想の妻を得ようとするから失望するのだ。
    凡夫と凡婦が結婚するのである。

    ~亀井勝一郎

  • 結婚生活はすべての文化の始めであり、頂上である。
    それは乱暴者を穏やかにし、教養の高い者にとっては、その温情を証明する最上の機会である。

    ~ゲーテ

  • よい女房をもらおうと思ったら、ダンスの輪の中から選ばずに、畑で働いている女性の中から選ばなくてはならない。

    ~プリボイ

  • いつまで一緒にいられるか分からないということをしっかり心にとめてお互いを大切にしよう。

    ~ジョシュア・L・リーブマン

  • 結婚は、自己と同等のごとき者とすべし。自己よりまさる相手は伴侶にあらず。主人を得ることになる。

    ~クレオブロス

  • あくびがでるわ
    いやけがさすわ
    しにたいくらい
    てんでたいくつ
    まぬけなあなた
    すべってころべ

    ~谷川俊太郎

  • あなたの妻(夫)について、こうあってほしいという姿をいつも思い描きなさい。
    うまくいってない夫婦は、いつもその反対をやっているのです。

    ~ジョセフ・マーフィー

  • 父親が子どもたちのためにできることで一番重要なことは、子どもたちの母親を愛することである。

    ~セオドア・ヘスバーグ

  • 結婚生活で一番大事なのは何かと聞かれたら、ユーモアと答えます。
    夫婦の間のごたごたを笑いに紛らすことができないとしたら、まさに悲劇です。
    他人と一緒に暮らしていると、うんざりさせられるようなことばかりですからね。
    私が不快な出来事をユーモラスな口調で攻撃するのを聞いて妻がクスクス笑い出すときくらい、気分のいいことはありません。

    ~ケン・ブランチャード

  • 人間関係で一番大事なのは、腹八分ではなくて腹六分。
    夫婦、恋人、親子、仕事関係、すべて腹六分でお付き合いを。

    ~美輪明宏

  • 家庭は港、妻は燈台。

    ~サミュエル・スマイルズ

  • 結婚前の女と結婚後の女は同じ女ではない。

    ~夏目漱石

  • 相手がなければケンカもできぬ。一人じゃ夫婦ゲンカもできません。

    ~相田みつを

  • 親とか、子供とか、妻とか、夫とか、母親は母親らしくしなければいけない、とか、「肩書き」に振り回されてはいけません。“良い人間同士”でいなさい。そうしたら上手くいきます。

    ~美輪明宏

  • 夫が欠点を持っていることを妻は神に感謝すべきだ。
    欠点の無い夫は危険な観察者だ。

    ~中桐文子

  • 女が再婚する場合、それは先夫を嫌っていたからだ。
    男が再婚する場合、それは先妻を熱愛していたからだ。

    ~オスカー・ワイルド

  • 一つの会社に孜々(しし)営々と十余年つとめているということ、そして、妻子をかかえて暮らしていくということ──それはじゅうぶんに人間としての重さを感じさせてよいことだ。人間としての確かさを認められていいことではないか。

    ~城山三郎

  • 結婚して一番良かったことは、何があっても、どんなときでも、必ず一人は味方がいてくれるってことだね。

    ~発言者不明

  • 結婚とは一つの賭けといってもいい。生涯にわたる確実な保証などどこにもない。偶然と偶然の結合である。恋愛によって結ばれたときでさえ、恋愛そのものが美しい誤解に基づくものであるから、その永遠性を保証することは出来ない。しかも結婚によって人間の運命は変わる。とくに女性のそれは男性より激しいであろう。

    ~亀井勝一郎

  • 結局のところ精神を救い出すのは夫婦である。

    ~アラン

  • 家事をしている女、それは世の中で最も美しいものの一つである。

    ~ロダン

  • 婚礼が終わって半年、亭主が語り、女房が聞く。
    婚礼が終わって三年、女房が語り、亭主が聞く。
    婚礼が終わって十年、亭主が怒鳴り、女房がわめく。
    それを隣の人が聞く。

    ~江戸小話

  • すまんのー 苦労ばかりの 連続で

    ~結婚川柳

  • 一度愛すると決めたなら、それを貫き、運良く愛されたなら、その人を守り抜きなさい。

    ~ダイアナ

  • 熟年離婚なんて言葉も浸透してきちゃったけど、老いてから別れるのはもったいないわよ。

    ~樹木希林

  • 何のためにあなたたちは生きているのですか。
    国のためですか。
    家のためですか。
    親のためですか。
    夫のためですか。
    子のためですか。
    自己のためですか。
    愛するもののためですか。
    愛するものを持っておいでですか。

    ~武者小路実篤

  • しっかりと根をおろしている2本の木は、ある程度離れていて、なおかつその枝が近くにあったらよい。一緒になった葉を通るそよ風がさわやかな音楽を奏でる。

    ~ガラルダ

  • 賢い妻とは、ここぞというときに夫をほめることができる女のことだ。
    ほめる理由はなくてもいい。

    ~ジョーン・スチュアート

  • わたしは、第三者を愛する為に夫の目を偸(ぬす)んでいる女にはやはり恋愛を感じないことはない。しかし、第三者を愛する為に子供を顧みない女には満身の憎悪を感じている。

    ~芥川龍之介

  • 二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい。立派すぎないほうがいい。立派すぎることは長持ちしないことだと気付いているほうがいい。

    ~ウォーレン・バフェット

  • 男と女は支えあって生きるのだ。本当にそう言いきれる。
    パートナーを持ち得た人は、人生の勝者です。
    何でも出来るの。

    ~岡本敏子

  • 子どもは貧乏でもつくれるけれど、仲のいい男女は貧乏から生まれない。

    ~田辺聖子

  • 「結婚前は相手を両目で見て、結婚後は片目で見なさい」とよく言われる。だが片目でも、相手の欠点は結構見えてしまうもの。いっそサングラスをかけるぐらいで丁度いい。

    ~ながれおとや

  • 人間として上等な人間である男。そういう男性を選ばないと、女のあなたも荒(すさ)んで滅んでしまう。いつまでもつまらない男と一緒にいるだけでは、女は女としての魅力を失っていってしまう。

    ~山口洋子

  • 夫婦は、くず拾いではありません。
    つまり、いつもお互いの小さな欠点や過失を捜していてはいけないのです。
    お互いの積極的な面、すばらしい美点に注目して、それをほめ合うようにしましょう。

    ~ジョセフ・マーフィー

  • 女は強いよなァ。嫁に来て、亭主を牛耳って、その家を乗っ取っちゃうんだもの。そんな婿養子はいないよ。

    ~永六輔

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  • 快活な妻は一生を楽しくする。

    ~イギリスのことわざ

  • 夫婦は毎日毎日、愛の創作をしているのだ。

    ~与謝野晶子

  • よく妻族は、夫の稼ぎのなさや無能さを非難し、「あそこのお宅は何を買った、あちらのご主人は××長になったのにあなたは」とか責め立てているけれど、いったい自分は何をしているのだろうか。

    ~瀬戸内寂聴

  • 愛情がこもっていて無口な人こそ、人生の伴侶としてふさわしい。

    ~亀井勝一郎

  • 男のひとは、口では何のかのと、立派そうな事を言っていながら、実のところはね、可愛い奥さんの思惑ばかりを気にして、生きているものなのです。
    立身も、成功も、勝利も、みんな可愛い奥さんひとりを喜ばせたい心からです。
    いろんな理窟をつけて、努力して居りますが、なに、可愛い女に、ほめられたいばかりなのです。だらしの無い話ですね。可哀想なくらいです。

    ~太宰治

  • 国籍の違う嫁を貰うと、姑と言葉が通じません。
    これがプラスになって、うまくいくケースが多いようです。

    ~永六輔

  • 結婚で、へこんでいた部分を補ってもらった。
    そういうのが、夫婦なんでしょうね。

    ~4代目 坂田藤十郎

  • その家に平和を見出す者は、君子たると庶民たるとを問わず、最も幸福な人なり。

    ~ゲーテ

  • 結婚の法則――
    急ぐほど得るものが少ない。
    遅れるほど失うものが大きい。

    ~「マーフィーの法則」

  • 結婚というものは男子の魅力がどうのこうのといったことよりは、男子の思慮分別の有無のほうがずっと大事な問題なのよ。

    ~ピエール・ド・マリヴォー

  • 結婚するときはこう自問せよ。『年をとってもこの相手と会話ができるだろうか』。そのほかは年月が経てば、いずれ変化することだ。

    ~ニーチェ

  • 口やかましい妻というのは、夫からの注目や感謝を望んでいるのです。つまりは愛情を渇望しているのです。彼女の美点をほめたたえなさい。彼女に注目し、感謝していることを示しなさい。

    ~ジョセフ・マーフィー

  • 朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。

    ~伊達政宗

  • 幸せな結婚の秘訣は、どれだけ相性が良いかではなく、相性の悪さをどうやって乗り越えるかにある。

    ~ジョージ・レビンガー

  • 結婚する前、男はあなたの言った言葉を夜中にあれこれと考えて一晩眠れずに過ごすが、結婚した後は、あなたの話がまだ終わらないうちに眠ってしまうものなんです。

    ~ヘレン・ローランド

  • 生活がまず一番だ。人は生活しなければならない。愛情はそれにつれて生まれてくるものだ。

    ~魯迅

  • 女性は天使であるが、夫婦生活では悪魔である。

    ~バイロン

  • 男と女、こうも違ったしかも複雑な二人の人間が、互いによく理解し愛し合うためには、一生を費やしてもまだ長すぎはしない。

    ~オーギュスト・コント

  • 結婚して幸福になるには、汗の苦労を絶えず分かち合わねばならない。

    ~ナポレオン・ボナパルト

  • 王国を統治するより、家庭を治めるほうが困難である。

    ~モンテーニュ

  • 良い妻というものは、夫が秘密にしたいと思っている些細なことを常に知らぬふりをする。それが結婚生活の礼儀の基本である。

    ~サマセット・モーム

  • 結婚は個人を孤独から救い、彼らの家庭と子供を与えて空間の中に安定させる。
    生存の決定的な目的遂行である。

    ~ボーヴォワール

  • 夫婦間の愛情というものは、お互いがすっかり鼻についてから、やっと湧き出してくるものなのです。

    ~オスカー・ワイルド

  • 男と女が結婚したときには、彼らの小説は終わりを告げ、彼らの歴史が始まるだろう。

    ~ロミュビリュズ

  • 結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。

    ~グレタ・ガルボ

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結婚記念日の数え方

1年  紙婚式
3年 革婚式
5年  木婚式
7年  銅婚式
10年 錫(すず)婚式
11年 鋼鉄婚式
12年 絹婚式
13年 レース婚式
14年 象牙婚式
15年 水晶婚式
20年 磁器婚式
25年 銀婚式
30年 真珠婚式
35年 珊瑚婚式
40年 ルビー婚式
45年 サファイア婚式
50年 金婚式
55年 エメラルド婚式
60年 ダイヤモンド婚式

年齢の言い方

15歳
 志学(しがく)
20歳
 弱冠(じゃっかん)
30歳
 而立(じりつ)
40歳
 不惑(ふわく)
50歳
 知命(ちめい)
60歳
 耳順(じじゅん)
 還暦(かんれき)
70歳
 従心(じゅうしん)
 古希(こき)
77歳
 喜寿(きじゅ)
80歳
 傘寿(さんじゅ)
88歳
 米寿(べいじゅ)
99歳
 白寿(はくじゅ)
100歳
 紀寿または百寿

都都逸から

春の鶯 何着て寝やる 花を枕に葉をかけて
 
ちらりちらりと降る雪さえも積もり積もりて深くなる
 
ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする
 
お前に見しょとて結うたる髪を夜中に乱すもまたお前
 
あきらめましたよ どうあきらめた あきらめきれぬとあきらめた
 
この酒を止めちゃ嫌だよ酔わせておくれ まさか素面じゃ言いにくい
 
お前百までわしゃ九十九まで共に白髪の生えるまで
 
嫌なお方の親切よりも 好いたお方の無理がよい
 
山のあけびは何見てひらく 下の松茸見てひらく
 
惚れて通えば千里も一里 逢えずに帰ればまた千里
 
あとがつくほどつねっておくれ あとでのろけの種にする
 
あとがつくほどつねってみたが 色が黒くてわかりゃせぬ
 
はげ頭 抱いて寝てみりゃ可愛いものよ どこが尻やらアタマやら
 
惚れた数から振られた数を引けば女房が残るだけ
 
うちの亭主とこたつの柱 なくてならぬがあって邪魔
 
君は野に咲くアザミの花よ 見ればやさしや寄れば刺す
 
春の別れの近づく辛さ 散るは涙か花の雨
 
上を思えば限りがないと 下を見て咲く百合の花
 
お前お立ちかお名残惜しや 雨の十日も降ればよい
 
喧嘩して背中合わせも夜風がしみて寒くなったと仲直り
 
夢に見てさへ恋しいものを逢って手をとりゃ尚のこと
 
惚れたは私が重々悪い 可愛と言ったは主の罪
 
岡惚れ三年 本惚れ三月 思い遂げたは三分間
 
重い体を身にひきうけて 抜くに抜かれぬ腕枕
 
わざと欠伸をしてみる辛さ 悲しい涙を隠すため
 
一人で笑うて暮らそうよりも二人涙で暮らしたい
 
粋な桜の一枝よりも地味な松葉の末永く
 
あの人のどこがいいかと尋ねる人に どこが悪いと問い返す
 
わけりゃ二つの朝顔なれど 一つにからんで花が咲く
 
色はよけれど深山の紅葉 あきという字が気にかかる
 
薔薇も牡丹も枯れれば一つ 花でありゃこそ分け隔て
 
重くなるとも持つ手は二人 傘に降れ降れ夜の雪
 
星の数ほど男はあれど 月と見るのはぬしばかり
 
面白いときゃお前と二人 苦労するときゃわし一人
 
たとえ姑が鬼でも蛇でも ぬしを育てた親じゃもの
 
雪の化粧はさらりとやめて素肌自慢の夏の富士
 
岡惚れしたのは私が先よ 手出ししたのは主が先
 
添うて苦労は覚悟だけれど 添わぬ先からこの苦労
 
主と私は玉子の仲よ わたしゃ白身で黄身を抱く
 
枕出せとはつれない言葉 そばにある膝知りながら

男と女のことわざ

悪妻は百年の不作

悪女の深情け

東男に京女

姉女房は身代の薬

色男、金と力はなかりけり

色の白いは七難隠す

色は思案の外(ほか)

縁は異なもの味なもの

鴛鴦(えんおう)の契り

男心と秋の空

男の年は気、女の年は顔

男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ

男は度胸、女は愛嬌

男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く

女氏無くして玉の輿に乗る

女心と秋の空

女は三界に家なし

偕老洞穴の契り

金の切れ目が縁の切れ目

琴瑟(きんしつ)相和す

傾城に誠なし

恋に上下の隔てなし

恋は曲者

恋は盲目

後家花咲かす

知らぬは亭主ばかりなり

好いた同士は泣いても連れる

据え膳食わぬは男の恥

糟糠の妻は堂より下さず

蓼食う虫も好き好き

男女七歳にして席を同じゅうせず

釣り合わぬは不縁の元

亭主関白の位

貞女は両夫にまみえず

遠くて近きは男女の仲

仲人は宵の内

成ると成らぬは目元で知れる

女房と畳は新しい方がよい

女房と味噌は古いほどよい

女房焼くほど亭主もてもせず

蚤の夫婦

破鏡再び照らさず

二十歳後家は立つが三十後家は立たぬ

一人口は食えぬが二人口は食える

氷炭相愛す

比翼連理

夫婦喧嘩は犬も食わぬ

夫婦喧嘩は貧のもと

夫婦は二世

覆水盆に返らず

惚れた腫れたは当座の内

惚れた病に薬なし

惚れて通えば千里も一里

目病み女に風邪ひき男

婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え

目病み女に風邪ひき男

雌鶏歌えば家滅ぶ

元木にまさる末木なし

元の鞘に収まる

律義者の子だくさん

割れ鍋に綴じ蓋

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